スターダム 〜大阪2連戦。勝敗予想その壱の答え合わせ〜
どうも、ハヤブサです。
昨日の大会の答え合わせをしておきたいと思います。
予想内容はコチラ。
スターダム公式による詳細はコチラ。
第1試合 シングルマッチ
○ルアカ vs ×小野崎玲皇
6分31秒 フィッシャーマンズ・スープレックスホールド
予想的中。
というか、ルアカ選手と小野崎選手のキャリアを比べたらルアカ選手が勝つしかないワケで、実は予想もへったくれもないのですがね。
新日本プロレスで言えば、先輩ヤングライオンと後輩ヤングライオンの対決のようなものなのです。
第2試合 STARS vs 大江戸隊 タッグマッチ
×渋沢四季&キャンディ・フロス
vs
○夏すみれ&山口菜緒
7分48秒 妖乱
ワタシがスターダムを観始めてから夏選手が直接勝利をもぎ取るシーンを観た記憶がほぼなかったため、見事に予想が外れました。
調べてみたらフィッシャーマンの体制で抱えた相手をDDTで叩きつける技だそうで、こりゃ説得力ありますね。
第3試合 アパッチェ親子vsQQ タッグマッチ
マリー・アパッチェ&×ナツミ
vs
○ビー・プレストリー&シャーダネー
7分54秒 アームロック
これはさすがに当たってないと翌日のゴッデス王座戦どうするんじゃい!となってしまいますからねw
頑張れナツミ選手!
第4試合 STARSvs大江戸隊 6人タッグマッチ
vs
○花月&木村花&葉月
11分22秒 えびす落とし
外れましたね〜。
さすがにチームとして敗れるほどには揉めなかったということですか。
ユニット編成後の騒動が起こると踏んでいたのですが、試合中の誤爆だけだったようで、ワタシの予想も誤爆でしたと(ウマイ!
第5試合 STARSvsQQ 6人タッグマッチ
vs
10分53秒 マイ・エンブレム(パルプフリクションと同型技)
また外れ(笑)しかしこれは意外でした。
鹿島選手はスターダム2期生だそうなのですが、色々ワケあって一度抜けて5年ぶりくらいに戻ってきた選手です。入門時期だけで言えば岩谷選手と同期?くらいの模様。
失礼ながら、ワタシの中では渋沢選手と鹿島選手のお二方はかなり動けていないように見えておりまして、もっと身体をしっかり作らないと説得力を出せないと思っています。
タッグマッチとは言え、鹿島選手が仕留める展開にするということは、程度の差はあれど推すということでしょうから、ワタシとしては正直言って「この状態で?」という感想を持ってしまった、ということなんですね。
うむ、これ以上は本題とズレてしまう上、心無い発言になってしまう可能性があるため、今はこのくらいに留めておきましょう。
別に選手をディスりたいワケじゃないのです。客観的批評をしたいだけなのです。
メインイベント
ワンダーオブスターダム選手権試合
王者 ○紫雷イオ vs 挑戦者 ×マルティナ
12分55秒 ムーンサルトプレス
ま、さすがにこれはね、当たって当然。もはや予想でも何でも無いのです。
しかし、スターダム公式の詳細を見るとこんなことが書いてあり、やはりこれは生で観たかったなと思いましたね。
"大江戸隊は葉月以外がダンスを披露するもマルティナは息切れしてしまいビールを飲み始めてしまう。"
もうね、これは目を瞑っただけで脳内再生できるレベルで想像がつくwww
横浜大会ないし新木場大会でマルティナ選手を見た人なら同じように思うでしょうね。きっとこのシーンだけで会場は大爆発していたでしょう。
あ〜、早く動画で観たい。
さて、全6試合中的中したのが3試合ということで的中率はジャスト50%。
もはや鉛筆コロコロ(古)と同じ程度ということがよくわかりましたねw
本日の大会が12時開始ということで試合までに記事が間に合わないので、本日分の予想は割愛し、次回記事はシンデレラトーナメントの勝利者予想といたします。
ま、テキトーな予想になると思いますがね!
わーはっはっは(゚∀゚)
スターダム 〜大阪2連戦。行けないから予想してみるテスト その壱〜
どうも、ハヤブサです。
ここのところ集中的にスターダムの観戦をして見慣れてきたきがするので、
今週末のスターダム大阪2連戦は試しに予想をしてみようと思います。
ま、ぶっちゃけ観に行けないなら予想するくらいしか楽しみがないということなんですけどもね。
しかし今のところタイトルマッチ以外のカードは本日分しか発表されていないようですので、とりあえずは4.21(土)を予想してみることにします。
試合順はスターダム公式ツイッターで発表されている順と仮定しておきます。
第1試合 シングルマッチ
ルアカ vs 小野崎玲皇
ここまで何度か書いているのですが、ワタシは小野崎選手の運動神経の良さに将来性を凄く感じているんですね。ただ、まだ試合を終わらせるフィニッシャーが開発出来ていないため、さすがにシングル勝利は難しいかなと思います。
一方のルアカ選手は13歳なのにフィッシャーマンスープレックスホールドを繰り出すことが出来ます。13歳の女子がフィッシャーマンスープレックスホールドとか冗談だろwと思いたくもなりますがねw
というワケでこの試合はルアカ選手が勝つと予想します。
第2試合 STARS vs 大江戸隊 タッグマッチ
渋沢四季&キャンディ・フロス
vs
夏すみれ&山口菜緒
これ難しいなぁ〜。順当に行くと渋沢選手が山口選手を丸め込んで勝つのかな?
ま、ワタシ的には渋沢選手は全然動けてないように見えているので、う〜ん、キャンディ・フロス選手がラ・ミスティカで仕留めてくれる展開の方が試合は盛り上がる気がします。
が、一応、予想としては渋沢選手が山口選手を丸め込むとしておきます(棒読み
第3試合 アパッチェ親子vsQQ タッグマッチ
マリー・アパッチェ&ナツミ
vs
ビー・プレストリー&シャーダネー
QQの二人は明日ゴッデス王座戦を控えていますからね、負けるワケないです。
というワケで勝敗自体はQQ組とします。
しかし見所はマリー教官とナツミ選手でしょう。今日もきっと厳しい指導の様子が観れるハズです。
第4試合 STARSvs大江戸隊 6人タッグマッチ
vs
花月&木村花&葉月
この試合は色々あってSTARSが勝利すると思います。
色々ってのは大江戸隊の木村花選手と葉月選手の絡みです。
葉月選手は今回のドラフト会議前はQQに所属しており、花選手とは同い年ということもあり抗争関係にありました。そんな二人がユニットが一緒になったぐらいでいきなり共闘し始めたらプロレスファン的にも興ざめでしょうww
というワケで、二人が試合中に揉め始めたのを花月選手がなだめようとしている隙にSTARS軍が勝利を掠め取る、という展開なのではと予想します。
と同時に、この後控えている4.30シンデレラトーナメントで直接対決を迎える花選手、葉月選手の両者の展開も気になるところです。
なお、シンデレラトーナメントの予想は別途記事にしようと思います。
第5試合 STARSvsQQ 6人タッグマッチ
vs
これも難しいなぁ〜(難しいしか言ってない気がするがw
格で言えば岩谷選手が抜きん出ていて、他の選手はどっこいと言ったところでしょうか。
だから岩谷選手がQQの誰かを仕留めるか、それ以外の選手間で決着が着くかという予想しか出来ないのです。もちろん、ワタシの観戦歴が少ないということも影響していますが。。
まぁ順当にいけば岩谷選手がQQの誰かを仕留めていくのでしょう。
個人的にはキッド選手とAZM選手の攻防が一番盛り上がる気がしていますが、勝敗には絡まないような気がしています。。
メインイベント
ワンダーオブスターダム選手権試合
王者 紫雷イオ vs 挑戦者 マルティナ
イオ選手の勝ちです。
新日本プロレスを見ている人にわかりやすく言いますと、現在のイオ選手はワンダーオブスターダム王座の連続防衛記録塗り替えの最中でして、IWGP歴代最強王者(笑)になろうとしているオカダ選手と同じような環境に置かれているんです。
なので、適当に見繕った外人挑戦者には絶対に負けないのです。
ただ、この試合は呑んだくれマルティナ選手と王道のイオ選手が交わった時にどんな反応がおこるのか。その一点に注目しています。できれば現地観戦したかった。
勝敗には一切興味が無いのにこんなに観たいと思う試合というのもなかなか無いものですよ。
そういう意味で、ある意味マルティナ選手の勝ちといってもいいかもしれません。持ち込んだビールがなくなっちゃって、アルコール禁断症状により覚醒するとかいうワケのわからないギミックがあったら最高なんですが、それは新日本に洗脳されすぎですねw
(後頭部を引っ叩かれると覚醒する的なアレですw
というワケで今回はあっさり塩味記事でお送りいたしました。
やっぱり観戦してからじゃ無いと良いダシ効いた記事なんて書けませんからねw
わーはっはっは(゚∀゚)
スターダム 〜4.15ドラフト会議 ユニット編成や如何に!?〜
どうも、ハヤブサです。
前回のエントリーはヒジョーにくだらない駄文を書き連ねた挙句に
ほぼプロレスの試合について触れないという意味不明なものでしたので、
今回は気になった点について少しくらいは触れていこうと思います。
ということで、4.15 新木場1stRING大会を振り返りたいと思いますが、
今回は何と言ってもユニット編成ドラフト会議でしょう!!
4.15(日)新木場1st RING(観客320人 超満員)
詳細はスターダム公式からもご覧いただけます。
第1試合 シングルマッチ
羽南 vs 小野崎玲皇
新人同士の戦いなので、まだまだこれから伸びる余地があるのですが、やはりどこか振り切れていない感が見え隠れします。
が、冷静になってみるとそれもそうかと。
いい歳したオッサン(誠に残念ながらワタシを含みますw)の衆人環視のもと、プロレスをやれって言われてもそりゃなかなか出来ないですよね。
個人的には小野崎選手の運動神経の良さに注目しているので、これからどんな技を身につけて、どういうスタイルのプロレスをしていくのかが楽しみですね。
第2試合 6人タッグマッチ
マリー・アパッチェ&渋沢四季&ナツミ
vs
米山香織&ルアカ&山口菜緒
両チームともにマリー選手、米山選手というベテラン選手が若手選手を率いるという構成でしたが、この日もマリー教官によるナツミ選手への熱血指導は相変わらずでした。
スペイン語で休むことなく指示を送り続け、それにナツミ選手が必死に喰らいついていく姿はまるで道場での特訓のようでもあります。こちらもその姿ばかりに目がいってしまいます。そして早くもナツミ選手からは成長の姿を見てとることが出来るので見守りがいもあるってもんです。
ナツミ選手は3.28後楽園ホール大会で紫雷イオ選手を相手にデビューしており、この新木場大会で通算5試合目なのですが、お母さん直伝のジャベの掛け方などは目を見張るものがありますね。どんどんスムーズになってきている気がしますので、引き続きマリー教官には厳しいご指導をお願いしたいと思います。
第3試合 大江戸隊vs欧州選抜隊 タッグマッチ
木村花&夏すみれ
vs
"ザ・セッション・モス" マルティナ&キャンディ・フロス
来ました!マルティナ選手!!
どんな選手かはこちらのエントリーに書いてありますのでどうぞ。
この日もビール片手に入場し、試合中も疲れたら燃料補給ww
たった1試合でスターダムファンの注目を集めてしまうというインパクトはさすがとしか言いようがありません。何せ対戦相手は我らが大江戸隊なのですから。
しかしこの試合最大のインパクトは意外なところにありました。
キャンディ・フロス選手はちょっと不思議ちゃんキャラみたいな感じなのですが、ふとしたロープワークの攻防から唐突にラ・ミスティカを繰り出したんです。
凄い技ですよね。人工衛星ヘッドシザースの要領で回転しながら相手の腕を取りにいくわけですから。受ける方も遠心力に耐えながら回転を我慢しなきゃいけません。
キャンディ・フロス選手のプロレスルーツはどこにあるのかな?ちょっとこの選手に興味が湧いてきました。
第4試合 正規軍vs欧州選抜軍 タッグマッチ
ビー・プレストリー&シャーダネー
vs
実は前日の4.14横浜大会でビー選手、シャーダネー選手が大江戸隊とのタッグマッチを制した後、花月選手と木村花選手が持つゴッデスオブスターダム王座への挑戦をしておりまして、その意味でこの試合の正規軍の二人は引き立て役に回った感じになりました。
というわけで特記事項なしとさせていただきます(THE・手抜きw
(QQ)HZK&渡辺桃&AZM
vs
マッチメイク的にはタイトルマッチの前哨戦というわけでもないので、第4試合と試合順を入れ替えてあげた方がタイトルマッチに臨むビー選手とシャーダネー選手もモチベーション上げられるんじゃないかなぁと思いました。
今後の期待ポイントとしてはフィニッシュで見せたAZM選手のライオンサルトでしょうかね。トップロープからだったのでHZK、桃両選手のサポートを受けて繰り出していたのですが、現在練習中なのかもしれません。トップロープから一人で繰り出すにはバランス感覚を相当に鍛えないと難しいでしょうけども、映える技なので是非トライしてほしいものです。
メインイベント
スターダムドラフト会議 指名順位決定3WAYマッチ
さぁいよいよ待ちに待ったドラフト順位決定戦です。
簡単に説明しますと、以下のようになっています。
①試合開始をもって花月、イオ、岩谷3選手を除き、全ての選手がユニット無所属となる。
②3WAYマッチは勝者勝ち抜け方式で、指名順位を決定。
③決着は通常ルールに加え、オーバーザトップロープを採用。
試合ルールに関してはエリミネーションマッチなどで良くあるルールなのですが、やはりユニットドラフトというのはなかなか楽しいアイディアですね。
もちろん、全てのユニットが総取っ替えになるような変化はあるわけない(さすがに収拾つかない)とは思っていますが、このイベントで所属ユニットが変わる選手は間違いなくチャンスが訪れるワケで、メンバー編成だけでもいろんな想像が膨らみますよね。
しかしてこの3WAY戦、大江戸隊の花月選手がどんな悪さをしてくれるのかという試合内容も楽しみな一戦です。
序盤は三者三様に様子を見ながら展開していくワケですが、徐々に試合が動き始めます。エルボー合戦から始まり、一人をリング外に追いやってからもう一人を仕留める展開を各選手狙っていきます。
3WAYと言うと最近は新日本プロレスのジュニアタッグ戦線で散々塩分濃度が高い試合を見せられてウンザリしていましたが、この試合は楽しかったですね。
とにかく大江戸隊がズルいことばっかり企んでいるんですけども、このシーンは最高でした。
我らが大江戸隊の花月選手がオーバーザトップロープで転落しそうなところを木村花、夏すみれ両選手が支えて戻すワケですが、どう言うワケか正規軍のジャングル叫女選手まで加担してしまっていますw
(支えているのは左から夏選手、花選手、叫女選手です)
本来なら夏選手、花選手だけで支えるシーンなのでしょうが、新木場1stRINGは非常に狭いですからね、叫女選手は巻き込まれてしまったんでしょう。
その証拠に叫女選手は左手を添えるだけ。
左手は添えるだけ。
そう、山王工業戦で流川からパスを受けるシーンを思い浮かべてしまうワケです(嘘
からの・・・
こう!!!
で、花月選手が見事1抜けとなりました〜!!
ちなみにこれ、毒霧じゃなくてミネラルウォーターミストです。掃除するスタッフさんを思いやるところも流石ですね(信者の妄言
そんなわけでこの3WAYマッチはさほど膠着するシーンもなく非常に楽しめました。
見せ方一つで色々変わるわけですから、どこぞのジャニーズ気取りの唐揚げボーイズ・・・あれ?ちょっと名前が違うかな?ま、いっか。唐揚げ君(それは商品名w)たちも少しは見習って欲しいもんです。
最終的に指名順位は、
1位:花月選手
2位:紫雷イオ選手
3位:岩谷麻優選手
となりまして、ドラフト結果は以下のようになりました。
(選手名は指名順の記載となります。赤字は新加入選手です。)
大江戸隊
リーダー花月
①木村花、②夏すみれ、③HZK、④山口菜緒、⑤マルティナ
クイーンズクエスト
リーダー紫雷イオ
①AZM、②渡辺桃、③ビープレストリー、④シャーダネー、⑤小波、⑥バイパー
正規軍(後に改めSTARS)
リーダー岩谷麻優
①スターライト・キッド、②鹿島沙希、③渋沢四季、④ナツミ、⑤中野たむ
上記に記載のない選手は、残り物として正規軍に引き取られました。ちょっと可哀想ですが、これもプロレス。仕方ないでしょう。
こうして見ると、正規軍は大きな動きはないのですが、大江戸隊とクイーンズクエストに動きがあります。
ワタシ的に気になっているのは大江戸隊に新加入したHZK選手ですね。
と言うのは、アーティストオブスターダムという6人タッグの現王者なのですが、それはクイーンズクエストの紫雷イオ選手、バイパー選手との組み合わせなのです。そのうちHZK選手だけが大江戸隊に加入することになったというワケでこれは面白いだろうと。
スターダム公式のインタビューによればアーティスト王座は一旦返上になるのではとの記載がありましたが、ここは返上せずに大江戸隊と防衛戦やって欲しいと思ってるんですよね〜。
プロレスってやっぱりユニット間の裏切り、遺恨発生、清算マッチの繰り返しじゃないですか。今回のユニット再編はまさにそのチャンスだと思うんですよ。
HZK選手はこれまでイオ選手を慕ってきていたようですから、今回の大江戸隊加入を受けても王座戦だけは共闘します的な口約束をしておきつつ、大江戸隊との防衛戦でクイーンズクエストを裏切って悪態つけば面白いシーンになると思ったんですが。
おそらく王座返上の上で新王者決定トーナメントの流れが濃厚になりそうなので叶わぬ妄想になりそうですが、こういうコッテコテのズンドコ劇場を見たいんですよね〜。
そんなワケで今週末の大阪大会は観戦出来ないため、スターダム公式で楽しみたいと思います。
ゴッデス王座戦、我らが大江戸隊がテキトーに防衛してくれることを期待していますよ。
わーっはっはっは(゚∀゚)
スターダム 〜4.14横浜大会 ヤベー外人キターww〜
どうも、ハヤブサです。
先週末は4.14(土)横浜、4.15(日)新木場と2連戦を観戦して来ました。
スターダムでは年度が変わったこのタイミングで、正規軍、クイーンズクエスト、大江戸隊の3ユニットの所属選手のドラフト会議が行われることになっていました。
ちょっと前に電流爆破やったばかりなのに今度はドラフト会議とは、気が休まる隙を与えてくれませんなぁ。
というわけで横浜大会から振り返って見たいと思います。
4.14(土)横浜ラジアントホール(観客265人)
詳細はもちろんスターダム公式サイトからご覧いただけます!
第1試合 スターダム 3wayバトル
羽南 vs 山口奈緒 vs 小野崎玲皇
うーん、若手選手に3wayというのはちょっとハードル高くないかなというのが正直なところでしょうか。
プロレスの試合が面白くなるのって、試合中に自分の色をどれだけ入れられるかといった部分が大きいと思うんですが、3wayになっちゃうとその試合をうまいこと決着させなきゃというところに意識が向きすぎちゃって、自分の色を出すどころじゃないと思うんですよね。
なので、複数人の試合にするなら普通にタッグマッチが良いと思いました。
第2試合 シングルマッチ
キャンディ・フロス vs 渋沢四季
キャンディ・フロス選手は今回初来日の18歳の選手だそうで、どんな選手なのかなぁ?という期待反面、渋沢選手に関しては正直申し訳無いのですが動けなさすぎて興味が湧いていないため、この試合に関してはノーコメントです。
うーむ、ちょっと言い方が悪いかな?でも正直ここまで見ていて渋沢選手がどんなプロレスをしたいのかなという欠片が見つけられていないのです。キッド選手やAZM選手がキラリと光る才能を見せているだけに、それとの対比でどうしてもみてしまうんですよね。
とはいえデビュー1年にも満たない選手にやりたいプロレスが見えないとか、そりゃまだ探してる最中だボケ!と言われれば返す言葉もないのですがねww
ただ、キャンディ選手は独特なキャラクターを出していて面白かったです。
第3試合 6人タッグマッチ
vs
本来、ジャングル選手、刀羅選手、米山選手の3人はチームジャングルってるというチームのメンバーなのですが、この日は別々のチームでの対戦となりました。
ここが見どころかと思っていたのですが、やはり娘が気になるのか、マリーさんが娘のナツミ選手のセコンドに付いており、しっかりと見守っておられました。
ちょっと過保護と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、しょうがないと思いますよ。だって、若干15歳の自分の娘が異国の地でプロレスラーとしてデビューしているわけですから、そりゃ心配にもなりますって。
メインでタイトルマッチを控えているにも拘らず、娘の試合のセコンドで必死に指示出しをするお母さんから大いなる愛情を感じた試合でございました。
大変美味しゅうございました(突然の岸朝子女史w
第4試合 大江戸隊 vs 欧州選抜隊
vs
ビープレストリー&シャーダネー&ザ・セッション・モス・マルティナ
もうね、この試合はマルティナ選手のお披露目会だったと言っていいでしょう。
まずは我らが大江戸隊がいつものダンスとともに入場し会場を盛り上げます。やっぱり入場で盛り上がれるってのはファンにとって幸せなことですよね。
今プロレス界で最も支持を受けているユニットは間違いなく新日本プロレスのロスインゴなのでしょうけども、ロスインゴファンって内藤選手がメインで勝利しないと大爆発できないという、ある意味弱点がありますよね。かくいうワタシも今年の1.4は大合唱する気満々でしたが叶いませんでしたしね。。
その点大江戸隊は入場シーンで最初の盛り上がりポイントをしっかり作ってくれているため、見に行けば確実に楽しめるという安心感があります。かつてワタシも熱狂したnWoブームの時も同じように入場時の大合唱がありましたね。当時中学生でワールドプロレスリングで観るしかなかったワタシはこの入場シーンを本当に心待ちにしていたものです。
というわけで、当時のnWo入場シーンの映像を探してみたのですが見つかりませんでした。やはりnWoの版権はWWEが所有しているので、あらゆる映像が閲覧不可になっているのでしょうね、残念です。今ではnWoのTシャツを買えば左袖にWWEのロゴが入っていますから、それじゃない感が拭えませんが、それもまた歴史というやつなのでしょうか。
それにしても当時のnWoはグッズの売上も凄くて、WCWとの業務提携解消とともに新日本でnWoを使えなくなるということで、突然nWoからTEAM2000になった時なんかはそんな裏事情など知りませんでしたけども、カリスマ蝶野のスタイリッシュさは全く失われていなかったのは、今思うと本当に凄いことだと思います。その頃でしょうかね、蝶野さんがアリストトリストのブランドで色々な商品を売り始めたのは。そのプロデュースを蝶野さんの奥さんがやっていたというのだから本当に驚きです。
え?脱線しすぎだろと??
いやいや、蝶野さんの奥さんのお名前、ご存知ありませんか?
そう、マルティナさんとおっしゃるのです。
今回スターダムに初出場したヤベー外人もマルティナさん。
たまたま蝶野さんの奥さんもマルティナさんだったなと思ってぶち込んでみましたが、想像以上につまらなくて自分でもびっくりしてますwww
が、一度書いた文章は消さない信念でこのまま行きます(震え声
さて、当のマルティナ選手なのですが、もう入場曲からしてヤバい!
実際に入場してくる時にも花月選手が「おい、ヤベー奴きたぞ!」と分かりやすく煽りを入れてくれたのですが、私の席からは逆の入場ゲートだったためしばらく姿が見えず・・・
でも入場曲を聞いてヤバい奴だというのはすぐに分かりました。
久しぶりに聞きましたね、Sundstorm。
桜庭和志選手がグレイシー一族を次々に破って行き、いよいよ中量級敵なしだろうという矢先に出会った凄まじい強敵、ヴァンダレイ・シウバ選手の入場テーマ曲です。
ワタシのように30代後半の人間であればプロレスと総合格闘技がごちゃ混ぜにされた時代を通ってきていると思うんですけども、ワタシはプロレスも総合格闘技も別物としてどっちも大好きだったんですね。その中で桜庭選手が破竹の勢いで活躍していく様は気持ちいいことこの上なしだったのですが、シウバ選手との邂逅によりその勢いを奪われました。
Sundstormとは桜庭世代の総合格闘技ファンにとっては悪夢を蘇らせる曲なのです。
そんな入場曲で登場したマルティナ選手がこちら。
風貌もさることながら、ムーブも特徴的でなんと説明したらいいのか悩みます。
一言で言うと「ヤベー奴」とこうなりますw
相手をコーナーに磔にしては「S○ck it!!」と叫んでから相手の腰の上で何度も飛び跳ねます。プロレスの表現としては全然いいと思いますが、スターダムには中学生、高校生レスラーも居ますから、ああ言う行為を私生活でやってはいけないよと、しっかり教育していただきたいものですw
マルティナ選手は簡単に言ってしまえば色物レスラーという枠に入るでしょうね。
新日本プロレスで例えますと、最近では2月に開催されたROHとの合同興行、Honor Rizingにて、後藤選手が持つNEVER無差別級に挑戦したビアシティ・ブルーザー選手みたいな感じと言えば分かりやすいでしょうか。
試合中はまさにこんな感じで、6人タッグマッチという舞台で非常に映えていました。
マルティナ選手は今後もスターダムに参戦されるようなので、どのような試合を見せてくれるのか非常に楽しみにしています。
第5試合 6人タッグマッチ
vs
HZK&渡辺桃&AZM
え〜大変遺憾ではございますが、前述のマルティナ選手の印象が強すぎまして、ワタシこの試合の様子を全く覚えておりませんww
そして何ということでしょう!!
プロレスブログを書いているにも拘らず、全6試合中ここまでの5試合についてほとんど試合内容について触れていないのです。
プロレスブログとか笑わせるんじゃねぇ!というツッコミに対しては・・・
真摯にハードバンプする所存でありますw
さ、メインに参りましょうw(謝罪終了のお知らせ
メインイベント
ワンダーオブスターダム選手権試合
王者 紫雷イオ vs 挑戦者 マリー・アパッチェ
さて、最後はしっかりとプロレスを堪能して帰ろうかなぁという矢先、タイトルマッチ前にヒトネタブッこまれてビールを噴きそうになってしまいました。
今回挑戦者のマリー選手なのですが、大物ルチャドーラということでこんな通り名なんです。
「ルチャ一族の重鎮」
シックリきますよね。
先だっては妹のファビー選手とゴッデスオブスターダムにも挑戦しており、プロレスの上手さについては全くもって文句なし。見応えある試合になることは確約されているの、
で、す、が・・・
コールされた通り名は
「ルチャ一族の重鎮♪」
(´・ω`・)エッ?
いやいや、音符がついて可愛いくらいなら違和感なんてないんです。
だってこの日はスターダムの新人リングアナウンサーの小坂井祐莉絵さんが初めて全ての試合をコールする日だったのですから。
小坂井祐莉絵 (@Kozakai_Yurie) | Twitter
声優さんですし、可愛い声でコールするとどこか和やかになるってもんです。
気を取り直しましょう。
「ルチャ〜族の重鎮♪」
( ・`ω・´)ナン…ダト!?
もう分かりやすく全部ひらがなで行きましょう。
「るちゃ〜ぞくのじゅうちん♪」
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
もう分かりましたね?
小坂井さんったらルチャ一族(いちぞく)と読むべきところを、ルチャ〜族という何ともファンキーな架空の部族の名称をコールしてしまったのです。
ワタシはこれがムチャクチャ壺にハマってしまいまして、思わずビールを噴きそうになってしまったワケですが、意外なほどに会場で反応が無くて戸惑いました。
あ、そうか。
みんな温かい目で見守ってあげているのか、優しいファンによる優しい空間。
これがスターダムの真骨頂なのですw
小坂井リングアナをみんなで応援しよう!!
というワケでタイトルマッチは諸々のカウンターからの丸め込みでイオ選手の防衛!
最後の最後まで試合内容に触れないブログ・・・
プロレスの楽しみ方の幅は無限大ということでしょうな!
さて、注目のドラフト会議もテキトーに楽しんでいきましょうか。
わーっはっはっは(゚∀゚)
スターダム 〜遅ればせながら衝撃の4.1名古屋を振り返る〜
どうも、ハヤブサです。
相変わらず記事を書くのが遅いワケですが、今日は半日ドッグに行くためにどうせならと丸1日休暇を取りましたので、重い腰を上げて記事を書いております。
(昨日の夕方から書き始め、酒を飲み中断しつつ、早起きしてようやく書き上げましたw)
いや〜それにしてもバリウムってのはホント慣れないもんで、あの独特の感じは何とも言えないもんです。
さぁ前置きしていると今週末のスターダムの大会が始まってしまうので本題に参りましょうw
先に書いておきますが、いつものことながらグダグダと長ったらしくなってしまいましたorz
4.1 (日)名古屋国際会議場(1020人満員)
今大会は既に週プロNo.1951号でも大々的に取り上げられており、ご存知の方も多いでしょう。スターダム初の電流爆破デスマッチ敢行ということで様々なプロレスメディアでその賛否、というか否の意見が飛び交っていました。
ワタシ自身はデスマッチが苦手、というよりも流血試合が苦手でして、出来ればプロレス技の応酬で観客を唸らせて欲しいもんだというスタンスでいつも観戦しています。
なので、正直言って今回の電流爆破そのものにどういう意味があるかという点ではなく、電流爆破騒動の中で明確化された紫雷イオvs花月という抗争関係が今後どのように展開されていくのかなという期待と、中野たむ選手が自身のルーツだという電流爆破が、文字通りスターダムの炎上商法の格好のネタになっていることについて、当のたむ選手がどのようなアクションを見せるのか、という点に着目していました。
炎上商法というと言葉が悪いのですが、今回に関してはこれほどピッタリくる表現も無いというくらい、スターダムの話題の振り撒き方がハマったと言えるのでは無いでしょうか。興行的にもチケット完売で大成功と言えると思います。
とまぁ戦前から電流爆破ばかりが取り沙汰されていた名古屋大会ですが、ワタシ的には電流爆破戦以外も素晴らしく感じられ、非常に満足度の高い大会だったと思っています。それに加えて今後二度と無いであろう、スターダムでの電流爆破戦の目撃者になれたワケですから、そりゃ観に行って良かったとしか言いようが無いワケです。
名古屋はBシート4000円で観戦したのですが、あの内容で4000円とかマジ卍!
ところで、マジ卍ってどういう意味なんすか?(知らずに書くなとw
というわけで第1試合から振り返ってみましょう。
もちろん詳細はスターダム公式サイトからもご覧いただけます〜!
第1試合 タッグマッチ
ルアカ&小野崎玲皇 vs 羽南&山口菜緒
この4選手の中では小野崎選手が最後にデビューした選手なのですが、これまでの運動経験のおかげなのかセンスなのか、非常に体捌きが良くて今後の可能性を感じさせてくれます。
体は線が細いタイプなのですが、体幹がしっかりしているように見受けられまして非常に動きのバランスが良いのです。体捌きの良い選手というのは技をかけても受けても見栄えがするので期待せざるを得ませんね!
しかし、ワタシは大江戸隊の花月様信者ですので、小野崎選手のグッズを買いたくてもそれはワタシのプロレスファンとしての矜持が許さないのです。
カタいかもしれませんが、それがワタシのプロレスファンとしてのほんの僅かなプライドなのですw(複数のユニットや選手を同時に応援するのは主義ではないのです)
第2試合 IPW UK選手権試合
王者 ザイヤブルックサイド
vs
挑戦者 小波
まだスターダム観戦歴の浅いワタシですから、まずザイヤ選手がタイトルホルダーだったんだという驚きから始まりますww
深い意味は何も無いのですが、ザイヤ選手はお人形さんみたいで非常に可愛らしい選手です(ゲス顔
色々と調べてみますと、ザイヤ選手のお父さんは元プロレスラーで、現在はWWEのトレーナーをされているとのことで、プロレスラーの血を引いた選手だそうなんです。それもあってか、入場で魅せる意思を感じる選手でして、パフォーマーとしての教育を受けているのかなと感じます。
新日本プロレスでわかりやすく例えますと、ジュースロビンソン選手のようなイメージでしょうか。
ん??
これはワタシ的には褒め言葉ではありませんなww
(しかし雰囲気は凄く似たものを感じます)
試合の方はと言いますと、最後に電流爆破を控えていることもあり・・・
と、こうなりますww
それゆえ、タイトルマッチでありながら10分かからずの早期決着に。
時間的制約からか、内容的にはタイトルマッチ感が出てませんでしたが、ザイヤ選手も小波選手もキャリアが短い選手ですから、試合の抑揚みたいなものをこれからもっと出せるようになってくれることに期待しています。
第3試合 フューチャーオブスターダム選手権試合(クイーンズクエストシングル3番勝負)
王者 スターライトキッド
vs
挑戦者 AZM
フューチャーオブスターダムのタイトルは、デビューから2年以内且つ20歳未満という若手選手によって争われるタイトルなのですが、とても未成年のプロレスには思えないレベルでした。
後から知ったのですが、これまでキッド選手はAZM選手にシングルで勝ったことがなかったそうなんですね。AZM選手は小学校5年生にキッズ選手といて既にデビューしていたらしく、キャリアという点においてはキッド選手より長いのでしょう。この日はキッド選手がAZM選手から初勝利を上げるとともにタイトル防衛となりました。
しかしですよ。
女子高生のプロレスがこんなにレベル高いなんて誰が想像できますかって話なんですよ、奥さん!!
おそらくこの二人は手が合うもの同士なんでしょうね。見ていて二人とも楽しそうだな〜と感じる試合でした。
この試合も当然にして「巻こう!」の精神で短期決着を迎えるわけですが、 凄く見応えがありましたね。それから不思議なもので、試合を見ながらこの二人が5年くらい経ったらどんな試合をするようになってるのかな?と数年後の将来を想像しながら試合を見ていました。
もしかしたら歴史に名を残すライバルストーリーに発展していくかもしれませんよ、これは。
第4試合 クイーンズクエスト シングル3番勝負
ビー・プレストリー vs 渡辺桃
ビー選手は前日の大阪大会で紫雷イオ選手の持つワンダーオブスターダムの王座戦に挑み敗れました。渡辺桃選手は2.18後楽園ホール大会で同じくイオ選手の白いベルトに挑戦し敗れています。
二人とも打撃を得意とする選手なのですが、全体的にビー選手の方がバリエーションが多彩な感じがしました。
プロレス的には少し旨味成分が足りなかった感は否めませんが、それは両選手共が自分の技を出すことを優先していたからであるように見受けられました。
使い古された表現かもしれませんが、プロレスはやっぱり相手を引き出してナンボ、そしてそれを上回ってナンボってことなんですよねぇ。う〜んプロレスってのはホント難しい。
第5試合 クイーンズクエスト シングル3番勝負
木村花 vs HZK
木村花選手はゴッデスオブスターダムのタッグ王者、HZK選手はアーティストオブスターダムの6人タッグ王者ということで、実はチャンピオン同士の一戦。
結論から言いますと・・・
木村花選手って天才なのかなってこと。
この試合で初めて花選手のシングル戦を見たのですが、これがタッグ戦の時とはまるで立ち回りが違うんです。
タッグの時は同じ大江戸隊の花月選手や夏すみれ選手を立てるように脇役のポジションに徹している感じなのですが、シングルになると完全に見せ方を変えてくるんですよ。
使う技のレパートリーは非常にベーシックなものが多く、最後は隙をついてのスモールパッケージホールドという、いかにもヒールらしい勝ち方で文句ナシ。
これでキャリア2年の選手だってんだから驚きですよ。
お母さんがプロレスラーだから幼い頃からセンスが磨かれているのか、WRESTLE-1のプロレス学校の教えが良いのか、全く大した選手です。しかもWRESTLE-1ではベビーフェイスで活動しているというんですから、どこまで器用な選手なんでしょうか。
第6試合 6人タッグマッチ
アパッチェファミリー(マリー、ファビー、ナツミ)
vs
マリー、ファビー姉妹のレスラーとしてのレベルが突き抜け過ぎているので、正直言って他の選手は全くついていけなかったと感じているかもしれませんが、若手選手はこういうベテランとの対戦で得た経験ってのを大切にして欲しいなと思いますね。
印象的だったのはマリー選手が対戦相手を見るときよりも、娘のナツミ選手を見るときの方が目つきが厳しかったことです。やっぱり娘にちゃんとプロレスを教えたいって気持ちが出てしまうんでしょうね、まるで教官のように見守っていたのが印象的でした。
ふぅ、なかなか電流爆破に辿り着けないな。
まだまだ行きますぞ!
第7試合 SWA世界選手権試合
王者 バイパー vs 挑戦者 ジャングル叫女
SWAってどこの団体のタイトルかと思ったら思いっきりスターダムのタイトルだったというww
スターダム・ワールド・アソシエーションの略だそうで、同国人同士のタイトルマッチをしないという国際色強めのタイトルだそうです。
ジャングル叫女選手は名古屋出身の選手だそうで、凱旋興行の晴れ舞台としてのタイトルマッチだったと思います。
バイパー選手は叫女選手よりおそらく30〜40キロくらい体重で上回っているのですが、叫女選手は一切の小細工無しに正面からぶつかり、見事に散りました。
よく少年漫画で「男には負けるとわかってても戦わなきゃいけない時があるんだ」的な場面があるじゃないですか、この試合はそんな雰囲気を感じた試合でした。
何かしらのテーマが設定されたマッチメイクではなかったはずなんですが、選手の頑張りでこういう風に見え方が変わってくるのがプロレスの面白いところでしょうね。この試合に関しては間違いなく叫女選手の頑張りで盛り上がった試合だったと言えると思います。
まさにこんなイメージ。
*ワタシ的には上級の褒め言葉です。
メインイベント ワールドオブスターダム選手権試合
王者 トニーストーム
vs
挑戦者 岩谷麻優
岩谷選手に関しては前回のエントリーで少し辛口コメントをしているのですが、元々赤いベルトも白いベルトも持っていた選手で、非常に評価の高い選手なのだそうです。
確かに運動神経の良さや受けのうまさに関してはこの試合を通じて見てとることができました。
ただですね。
試合運びというか必勝パターンへの流れというか、フィニッシュへどのように持ち込むのか、またはどうやって自分のリズムに付き合わせるのか、といった部分がはっきり見えなかったような気がしたんです。
もちろん、これはより高いレベルのプロレスを期待しているからこそ抱く感想なワケでして、決して岩谷選手のレベルが低いとかそういうことを言いたいワケではありません。
どうせなら「こりゃあ天晴れだわ」とこちらもお手上げするしかないような納得感のある試合を見たかったのです。
この試合に関して言えば、というかこのマッチメイクはあまり相性が良い組み合わせでは無かったのかもしれません。
トニー選手はグラウンドでしっかりペースを掴んでパワーで仕留めるタイプなのに対し、岩谷選手は俊敏な動きで相手を翻弄するスタイルなのですが、この両者のスタイルが交錯するようなシーンがあまり多くなかったような気がしました。
最後はトニー選手がフィニッシャーのストロングゼロ(高速パイルドライバー)の2連発からしっかりピンフォールで決着となりました。
さぁ、ようやく辿り着きました。
この日の実質メイン(興行的には特別試合)です。
ストリートファイトトルネード有刺鉄線電流爆破バットデスマッチ
デスマッチってホントに名称が長いww
要するに、、
①試合権利は関係なく、どの選手がどのタイミングで決着しても良い
②反則裁定、リングアウト裁定無し
③凶器使用可
④電流爆破バットもありますよ
というのが主なルール。
もう何も言うことはないでしょう!
試合の行方を見守るだけです!
急にテンション上げてどうしたんだ?という方はこちらをどうぞ。
いや、ここでぶっ込む主体的な理由は無いのですが、心境はまさにこんな感じだったということなんです。
否定的な意見が圧倒的に多いなか、言い出しっぺの中野たむ選手、大江戸隊の夏選手、花月選手、そして最後まで否定していたイオ選手の4選手が腹を括ったということ、そしてスターダムも会社として賭けに出たということ、それであるならばもはやファンは見届けるしかありません。
そして終わった後に何が残るのかってことの方が重要かなと。
そんなワケでそれまでの雰囲気とは一変して異様な雰囲気の中試合が始まります。
いつどこで誰が爆破バットをカマすかということに注目が集まるのですが、
やはり我らが花月様でした。
しかしですね、これは週プロの記事では触れられていないのですが、実は一発目は起爆しなかったんです。電流爆破バットは全部で3本用意されていたのですが、そのうちの1本が起爆せず・・・
ただイオ選手は有刺鉄線バットで余計に2発殴られる憂き目に遭ってしまいます。。
そして気を取り直して2本目のバットをフルスイングしたところ
(スターダム公式より写真を拝借しております)
こうなりました。
これね、見事な写真ではあるんですけども、写真だけでは現地の衝撃は全然伝えられないのがもどかしいです。
何しろワタシは爆発の光と爆音に驚いて思わず目を閉じたワケですが、閉じた目を開け忘れて目の前が真っ暗なことにパニクったくらいですから。
経験したことありますか?閉じた目を開け忘れるとかww
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!という完全なるポルナレフ状態!
この一撃を受けたイオ選手はHZK選手に担がれて控え室へと運ばれていきます。
プロレスを見慣れているつもりの自分でも、本当にケガしてしまったのか、演出なのかとても判断がつかない状態でした。
イオ選手のダメージもさることながら、放った花月選手もリングサイドで呻いてかなりのダメージがありそうです。もう一度上の写真を見てください。
花月選手ったらわざわざ防護用の上着を脱ぎ捨て、普段のセパレートのコスチュームになってるんです。
イオ選手もベースボールシャツにジーンズのショートパンツという、とても防御を考えているとは言えない格好で受けています。
これだけでも覚悟のほどが見て取れるでしょう。何せ言い出しっぺのたむ選手は上下つなぎの完全防護服で臨んでいるワケですから。
イオ選手が控え室に運ばれた後のことなんですが、普段だったら絶対にありえないシーンがリングサイドであったんです。
大江戸隊とは反目しているはずの正規軍(チームジャングルってる)のジャングル叫女選手がリングサイドの花月選手に駆け寄り、何かを耳打ちしていたんです。
もちろん会話の内容が聞き取れる状況ではなかったのですが、おそらくは頼むから防護服を着てくれということだったんじゃないかと推測しています。それくらい一発目の爆破の衝撃が凄かったので。
(またまたスターダム公式より拝借)
ワタシね、情けないことに二発目の時は怖くて耳を塞いでしまったんです。
見届ける気持ちで見にいったにもかかわらず、爆破の衝撃にビビってしまったワケで、これを情けないと言わずして何というのでしょうか。
それほど爆破の威力というのは凄まじいものだったのですが、改めて振り返ってみるとこの試合で盛り上がっていたのが通常のプロレス技の攻防シーンだったというのが、スターダムとしてのこの試合の見せ方だったんじゃないかなと感じましたね。
それは大江戸隊のタッグワークだったり、控え室搬送から復帰したイオ選手の場外ムーンサルトだったり。
そういった一部始終を見終わった後、当初の発端だったはずの中野たむ選手と大江戸隊の完全決着的な部分が無かったことはすこーしだけ残念でしたが、終わってみればやっぱりスターダムに電流爆破は必要ないと、紫雷イオに小道具は必要ないと、イオ選手がはっきりとマイクで口にしたことで丸く収まった感じになりましたね。
その点、自分で言いだしながら自分で収めきれなかった中野たむ選手にとって、「邪道」という毒はまだコントロールできないものだったんじゃないかな、という風に感じたのが正直な感想でした。
やっぱり着地を見据えて仕掛けられないようでは観客も乗り切れないのです。試合中にたむ選手に対して「おい、たむお前が何とかしろよ!」といった野次が飛びましたが、これも無理からぬこと。
結局最後はたむ選手が夏選手を仕留める形で一応の決着を見ましたが、果たしてたむ選手がこの試合を通じて何を感じたのか。それを今後の楽しみにしたいところです。
さてさて、そんなこんなで様々な波紋を呼んだ電流爆破マッチですが、今週末にはユニットドラフト会議が予定されているのだから全く気が抜けないぜスターダム!!
今週末の新木場大会もテキトーに楽しませていただくとしましょう!
わーっはっはっは(゚∀゚)