IWGP USヘビー級王座新設をROH買収予告と思うワケ

どうも、ハヤブサです。

 

 

昨日の朝はROHニューヨーク大会を見ていました。

 

 

 

ジェイホワイト、良い試合するようになってる〜ヽ(´∀`)ノ

 

ホワイトが鎌固め出した時は昔の新日本の試合見てるようだったもんな。

 

何かインパクトのあるフィニッシャー開発したら、もっと沸かせられるようになるわ!

 

 

 

 

なんてビール片手に呑気に楽しんでいたワタシですが、

ほろ酔いから覚めてふと思い返していました。

 

 

 

IWGP USヘビー級王座なんて作ったら誰が王者かわからなくなるし、

 

ゆとり世代の運動会宜しく、「みんな1等賞だよ!」みたいな事になると最初は思いました。

 

それがなぜ昨日こんな事を思ったのか?

 

 

 

ただでさえインターコンチもNEVERも不要論は根強いし、それを新日本が知らないわけがない。

 

そんな中で、敢えて新日本がタイトルを新設するには全く別視点からの目的があるはず。

 

その答えを少し考えてみたのです。

 

 

 

 

妄想に入る前に少しだけ海外メディアの反応を見てみますか。

 

新日本公式webサイトのプレスリリースはコチラ

 

SEScoopsの記事はコチラ

 

 

ほぼ新日本の英語版プレスリリースを引用していますが、SEScoopsの記事の末尾にはこうあります。

 

 

There has previously been speculation that New Japan were looking to give Kenny Omega the IWGP Heavyweight Championship and make him the focal point for their push into the American market. With this announcement of the new title there is an even greater chance that Kazuchika Okada retains his title at Dominion on June 11th.

 

要するに、G1ロス大会前にケニーがIWGP戴冠と予想してたけど、USヘビーが出来るなら

大阪城ホールでオカダが防衛するかもね、という見方。

 

どうでしょうねぇ??個人的にはオカダ長期政権を一度リセットする良い機会と見ていますがね。

 

 

 

 

 

 

 

それでは本題の新日本、ROH買収説に関する妄想、スタート!

 

 

新日本プロレスは2020年頃を目処に株式上場を目指してますよね。

(古い記事で恐縮だが、東洋経済の記事をリンクっときます→Link

 

 

親会社のブシロードが非上場会社で、子会社の新日本プロレスが上場?という疑問もあるが、

 

木谷オーナーはファンに株主になってもらいたいそうなので、そうであれば頑張って下さいとしか言えないw

 

 

 

すると、どの市場に上場するかという点が最初の論点となるが、おそらくマザーズでしょう。

 

 

なぜマザーズかというと、一番上場審査基準をクリアしやすいからです。

 

 

会社が株式を上場するにはまずクリアしないといけない形式基準というものがあります。

(書くのがメンドイので詳細はこちらをご参照くだされ→上場審査基準

 

東証1部や2部では利益や時価総額に関する基準があるのですが、マザーズにはありません。

(あくまで形式基準においては、ということです。)

 

株主数などのその他の要件も1部2部よりハードルは低く設定されています。

 

 

 

そりゃあそうです。

 

 

マザーズとは、

 

高い成長可能性を秘めた企業に資金調達の機会を与えるための市場だから

 

です。

 

 

この市場開設目的というのは、基本的にはベンチャー企業を想定しているものであり、

 

1972年設立で45周年を迎えた新日本プロレスが新興企業かというとそれはNoでしょうが、

 

新たな事業領域の開拓や技術開発といったことも含まれるため、広義ではOKなのでしょう。

 

 

 

というわけで、新日本プロレスが上場を目指すのはマザーズと思うワケです。

 

 

 

 

 

そして。

 

過去に自身が設立した会社をIPOしたことがある木谷オーナーですから、上場ノウハウは問題なし。

 

証券マン出身なので主幹事会社選びも万全を期すことでしょう。

 

そして現在の新日本プロレスは業績も持ち返しており、財務体質も強化されました。

 

従って、新日本を本気で上場させようと思えば実行可能とワタシは考えます。

 

 

 

ただ1点、しっかりと対応しなければならないポイント。

 

それは「高い成長可能性」について合理的に説明可能な事業計画を示すことです。

 

 

 

上述のとおり、マザーズが上場審査基準のハードルを下げているのは、ベンチャー企業のように

 

大きなビジネスチャンスを掴む資金を必要としている企業が資金調達出来る事を目的としているため。

 

それ故、上場審査にあたっては「高い成長可能性」を裏付ける合理的な根拠が必要なのです。

(色々詰め込むと収拾つかなくなりますので、気になる方は「マザーズ 成長可能性」で検索ぅ!

 

 

 

 

日本のプロレス市場は新日本1強で、それ以外の団体は経営的に苦しいところが多く、

 

決して全体として成長している市場ではないと思います。

 

だから新日本もCMLLROHと業務提携をするなど、海外での認知度向上に努めているのでしょう。

 

 

 

そうなってくるとやはり海外市場への進出なくして成長なし、となりましょう。

 

ではどのようにして「高い成長可能性」というものを示すのか。

 

 

 

もちろん将来に関することなので、100%実現可能なことはありえません。

 

このような場合は基本的には過去数年間の推移から将来を予測したり、

 

あるいは将来の事業等に関する契約などを根拠に主張の合理性を持たせるわけです。

 

 

 

 

一口に海外進出と言っても、海外興行の実施による収益増もあれば、

 

新日本プロレスワールドのようなデジタルコンテンツの収益性向上というのもあるでしょう。

 

 

2020年に上場を目指す新日本プロレスが成長戦略として掲げる最重要事項・・・

 

 

 

 

 

(*゚ロ゚)<それがROH買収なのです!!

(いや、半分、てか7割くらい冗談よww)

 

 

 

 

しかし真面目な話、新日本のリングではなくROHのリングでIWGPと名のつく王座新設を発表するあたり、

 

「これからROH新日本プロレス色にしていきますよ」

 

というメッセージが込められているんじゃないかと思うんだなぁ。

 

 

その意味で、「新日マットで」外人選手を中心にするはずだったIC王座とはまた違うということなのだろう。

 

 

 

 

さて。

 

ROHが新日本の子会社になれば、現在の選手を派遣し合うだけの関係から、

 

新日本プロレス主催 ROH興行」という形にすることで、ROHブランドを手にする事が出来ます。

 

そして、新日本傘下ということになれば現地日本人客が増加、あらたなファン層獲得も可能!

 

なんならROHにレギュラー参戦する新日本選手がいても良いワケで、

 

新日本選手が増えるならやっぱりIWGPと名のつくタイトルを作りましょと。

 

 

 

ついでにROHが新日本の子会社になれば連結決算の対象にもなるから、

 

「新日本+ROH」の数値で会社を大きく見せることだって出来ちゃう!

 

 

 

てなことを思ったんだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがに話が飛び過ぎてるなww

 

 

 

 

しかし、将来のことなんて誰にもわからない。

 

 

だから、もしかしたらあるかもよヾ(・∀・)ノ

 

 

 

エンセリオ!

 

 

マ・ジ・で!!

 

 

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