プロレスファンに突きつけられる踏み絵

どうも、ハヤブサです。

 

 

 

前々回のエントリーにて宣言した通り、先週末にぼんやり考えてたテーマでいこうと思います。

 

 

 

ここ数年、WWEで活躍する日本人プロレスラーって多いですよね?

 

 

 

NXT女子戦線で無敵の強さを誇るASUKA。

 

NXT王座戦線に絡むヒデオ・イタミ(元KENTA)。

 

そのNXTを卒業し、スマックダウンデビューを果たした中邑真輔

 

そして、中邑よりも飛び級でRAWデビューしている元ドラゲーのTozawa。

 

 

 

日本人以外でも、新日本から移籍したレスラーでWWEで活躍する選手も多くいます。

 

フィン・ベイラー(元プリンスデヴィッド)、AJスタイルズなど、

 

主にバレットクラブとして活躍していた選手が多いですよね。

 

 

 

 

こういったニュースを見ると、プロレスの本場であるWWEで活躍する選手を

 

お祝いしたくなるもんなのですが・・・・

 

 

 

 

なんか、WWEに対して劣等感持ち過ぎてませんかね?

 

 

 

 

ちなみにこの記事を書く前提としてちょっとワタシの趣向のご紹介を。

 

 

ワタシはWWEのプロレスがあまり好きではありません。

 

 

それは、アメリカンプロレスというのがストーリー重視のものだからです。

 

 

 

もちろん、過去にWWEで好きな選手はいましたよ。

 

WCWのスティングとか、WWFのブレットハートとかね。

 

あれ?サソリ固めする人ばっかりだなww

 

彼らのサソリ固めはフォームが美しかったんですよ。

 

特にブレットハートのサソリ固めはシャープシューターを呼ばれるほど特別な技でね。

 

 

 

というのは要らんのだ、今日は。

 

WWEがあまり好きでないことを説明しなければならない。

 

簡単に言えば、マイクパフォーマンス重視のアメリカンプロレスは好かん!

 

と、こうなるわけです。

 

試合の勝ち負けという部分にあまり重きを置かれていない感じがしちゃうんですよね。

 

 

 

 

ワタシがWWEを金を払ってまで映像で見る気が無くなったのは、ジョンシナを見てからですかね。

 

2003年とか2004年くらいだったかな?

 

フジテレビの深夜放送でスマックダウンがやってたんですよ。

 

ま、正直番組MCがプロレスのプの字も興味なさそうな人間だったんで(誰とは言わないが)

 

その時点で終わってる番組だったんだが、地上波でWWEが見れるという点だけは価値があった。

 

 

 

で、ワタシが見始めてちょっとした頃かな、ラッパーギミックキャラのジョンシナが出てきたんです。

 

当時はまだ観客からブーイングを受けている時代で、彼のキャリアの駆け出しの頃ですよ。

 

しかし彼は相手をひたすらディスるマイクパフォーマンスで徐々に人気が出て行き、

 

その後はご存知の通りWWEのトップレスラーになるのだが・・・

 

 

 

 

当時のシナのプロレスがまぁつまらないことこの上なしでね。

 

ブロックレスナーも同じ頃にスマックダウンに出てたんだけど、

 

これまた大味なプロレスしかしないわけで・・・

 

ワタシ的にはゴールドバークの2番煎じにしか見えず。

 

新日本の方が全然面白いじゃねぇかよ、とこう思ったワケです。

 

 

 

 

ま、その前にもあったんですよ、99年でしたかね?

 

当時WCWでセンセーショナルなデビューを飾り、僅か半年でWCWヘビー級王座を

 

何とハルクホーガンから奪取したビルゴールドバーグ。

 

当時はマジでビックリしましたね。

 

週プロを通学路の途中にあるローソンで立ち読みしながら友達に電話しちゃいましたからww

 

キャリアを重ねたとはいえ、当時nWoフィーバー中のホーガンですよ!?

 

それをプロレスデビュー半年の男がピンフォールしたわけですよ。

 

ま、今になって思えば、WCWは既に経営的にやばかった頃でしょうから、

ああいう無敵ギミックのキャラを作って話題を呼ばなければならなかったんでしょうね。

 

 

 

そんな彼が日本で試合をするという話題が出ていたんですけどね、

 

「バックステージで怒り狂い車のフロントガラスを腕で割って負傷」

 

という理由で来日がキャンセルされたんですよ。もちろんアングルかもしれませんが。

 

 

 

腕でフロントガラス割れるのかよ!?という衝撃はあったのですが、

 

そういうものはリングの中で見せろよ!

 

という気持ちの方が大きくてですね、どうにも納得いってなかったんです。

 

 

 

当時のゴールドバーグというのはそれほど衝撃的でしてね、

 

グラップラー牙刃の作者である板垣恵介先生も注目するほどでした。

 

バキが好きな方ならわかると思いますが、最大トーナメント編というのがあります。

 

ここでバキのお兄ちゃんが登場するのですが、名前が

 

ジャック・ハンマー」なんですよ。

 

で、当時のゴールドバーグのフィニッシャーが「ジャックハマー」。

 

もうね、名前を完全にオマージュしちゃってるワケです。

 

 

ちなみに、当時のゴールドバーグはキック、ハンマーパンチ、スピアー、

ジャックハマーの4つくらいしか持ち技がありませんww

 

 

 

それぐらいプロレス界の話題を集めていたゴールドバーグでしたが、

 

リング外のシナリオで怪我して来日キャンセルなんてプロ失格だな

 

という評定を17歳のハヤブサ少年はあっさりと下したわけなんです。

 

 

 

 

あ、あともう一つありましたね。コレが決定的かな。

 

スマックダウンがフジテレビで放送されていた頃、

 

ブロックレスナーがヒールターンするんですけども、

 

その時期にザックゴーウェンという義足のレスラーと対戦するんです。

 

ザックは体重が60キロくらいしかないんですが、レスナーは筋骨隆々の120キロ。

 

もはや対戦する意味さえ見出せないくらいの体格差があるわけですが・・・

 

レスナーはザックを血まみれのボコボコにしてしまいます、しかも観戦に来ていた母親の前で。

 

そして怪我を負ったザックが車椅子に乗っているところを襲撃したレスナー

 

何と階段から車椅子ごとザックを突き落としてしまうのです。

 

 

 

もちろんコレはプロレスだから演じているのはわかってますけどね、

 

ちょっと倫理的に受け入れられなかったんですよ。

 

当時ブロックレスナースマックダウンの絶対的エースでしたから、

 

それに見合うだけの存在感を示さなければならなかったというのは分かります。

 

ただね、単なる過激な暴力描写をして話題を作ろうという浅はかな考えにウンザリしたんです。

(もちろん、今のWWEはそんなことしないでしょうけど。)

 

 

 

プロレスってそんなもんじゃないでしょう?

 

リング上で起こる四方山があるからこそ盛り上がるわけですよね。

 

なんかそういったことを否定しているような気がしてWWEに嫌気が差したのです。

 

 

 

 

それ以来ワタシはWWEのプロレスを動画で見る事はほとんどしていません。

 

新日本ばっかり観てきたから新日本贔屓にどうしてもなっちゃうんですけどね。

 

 

 

というわけで、本記事はアンチWWEの視点で作られている点、ご了承ください。

 

 

 

 

 

前々回のエントリーで掲げたテーマ。

 

日本プロレスファンがWWEから踏み絵を強要されている説

 

・プロレス界がサッカー界の構図を15年遅れで追いかけている説

 

 

この2つについて妄想してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いいたいところだけどなぁ!!

 

 

 

長くなっちゃったので次回に続きます(´∀`*;)ゞ