新日本プロレスファンの皆さん、目を覚ましてください!!
どうも、ハヤブサです。
いよいよ本日に迫りました、DOMINION大阪城ホール大会。
正直言って、リマッチが多いので興味が薄れやすい状況の中、
半ば無理矢理色んなことを考えることで観戦モチベーションを上げていますww
それもチョット苦しくなってきたので・・・
ギアをニュートラルに戻してみました。
するとやっぱり自然と気になるのがマッチメーク。
最近のタイトルマッチは物語性に欠ける部分が多いですよね。
NJC、SUPER Jr、G1とシングルトーナメントの優勝者が挑戦者の主軸となり、その後のタイトルマッチに繋がるという流れ自体は悪いことではないと思ってはいるのですが、チョットそこに縛られ過ぎて新日本自らマッチメークの自由度を下げてしまっている状況になってしまっている気がします。
ワタシの個人的な好みで言いますと、2016年はNEVER戦線一番面白かったんです。一つは、柴田勝頼という昔ながらの新日本スタイルの試合をする選手が最も「ストロングスタイル」というものを感じさせてくれましたし、何より感情の込め方がハンパじゃないですよね!
でも、あんなに面白かったと感じた一番の理由、それは間違いなく「世代闘争」というテーマがあったからなんです。
永田選手が「俺達はまだまだやれる」と言ったのに対して、
柴田選手が「ケツの青いオッサンが何言ってんだ」と噛み付く。
昭和プロレスさながらのクサい感じが若干心地良くもあり、自分のプロレス観戦歴とキャリアが重なる第3世代の面々が超えられていく姿に寂しさを感じ、唯一タイトルマッチを組まれなかった中西選手のフィジカルコンディションがそこまで落ちているのかということに悲しさも感じたりして、色んな感情が巡ってのものではあったのですが。
ワタシは「世代闘争」というものが大好きなのですが、まぁそれは新日本ばかり見ているが故に新日本に洗脳されているのだと思いますww
これに比べると、今のマッチメークはあまりに帳尻合わせが過ぎる。
もちろん、世代闘争なんていうテーマは毎年使えるネタじゃないですし、使う選手も慎重に吟味しなければいけません。
だけど、次期挑戦者決定戦と揶揄される大会の優勝者が挑戦者になるということばかりではファンも納得感はないでしょう。
だとすると。
オカダvs柴田戦の後に乱入して雰囲気をぶち壊しにしたファレ選手の挑戦表明ってのは実は意外に重要だったのか?
いや、正直に言うとワタシが応援するBUSHIにとって都合が良いと思っていました。
というのも、ワタシが応援するBUSHIが再びシングル戦線に戻るためには、このファレと同じ手段で王座戦に復帰するしかないと考えていたんです。
ファレ選手がIWGPヘビー級王座戦の挑戦者になるということについては当然ファンから多くの反感を買いましたよね。
なんでNJCで準優勝だったファレが何の理由もなく挑戦出来るんだと。
でも、今のファンの世論ってどうなってますかね?
「準」優勝者のオスプレイの方が挑戦者にふさわしい!
ってみんな思っちゃってませんかね?
ちなみにワタシは思ってますwww
これは、KUSHIDA選手が既に2度もヒロム選手に敗れているのだから、ヒロム選手に実際に勝っているオスプレイ選手の方が挑戦する権利があるでしょ?という簡潔明瞭な話です。
これについてヒロム選手が記者会見や先日のワンダーランドではっきり口にすることで正論であるとアピールされています。
一度は我々ファンが否定しているはずの「準優勝者による挑戦」
これを今、新日本プロレスによって我々ファンは肯定させられていませんか?
ま、オスプレイ選手が挑戦者にふさわしいと考えうるのは、彼が過去にシングル戦でしっかりと実績を残しているということや、現王者であるヒロム選手に公式戦で勝利するという裏付けがあってのものなので、ファレ選手のケースと同一視するのは少々強引な当てはめではあるのですが・・・
もしコレを我々ファンがすんなりと受け入れてしまうと恐ろしいことに。
今までと同じ工数(トーナメント戦の開催)で、優勝者と準優勝者という2人の挑戦者を擁立出来ることになってしまいます。
〜〜 一瞬だけ脱線&補足します 〜〜
同じような話が2016年のG1でありましたね。丸藤選手と内藤選手です。
彼らも当時の王者を倒した、という理由でタイトルマッチの舞台に立っています。
それ自体は十分挑戦理由になると思っているのですが、今回のオスプレイ選手に関しては、「現王者を撃破&準優勝」という形になっており、正当な理由を持たせつつ、準優勝者の方が挑戦者にふさわしいと思わされているのでは、と少々危惧した次第。
〜〜 脱線終わり 〜〜
本当にそうなるかどうかは確証がありませんが、その兆候はあると思います。
木谷オーナーは戦略発表会で「大会数は増やしても、選手の負担は増やさない」と発言されていました。
もちろん、健康管理の面からは非常に重要なテーマです。
が!!
それはクオリティを下げても良いということではないですよね。
大会数を増やしても動員数が減っては売上は増えません。大会数を増やしても動員数を維持・拡大することが必要です。
そのためのクオリティ。
そして、プロレスのクオリティというのは試合内容だけではないはずです。
例えば2016年のG1クライマックス。小島選手が天山選手に出場権を譲渡した件について、かなりファンの中で意見が分かれました。
譲渡されてまで出たいのか?という意見や、ワタシのように天山がそこまで言うなら最後の舞台を目に焼き付けたいという意見もあったワケです。
そして迎えたG1公式リーグ開幕戦、天山vs石井の一戦は感動を呼びました。
正直言って、オカダvsケニーのような試合内容のクオリティには遠く及ばない試合だったとは思います。
でも、感情移入の度合いはどうだったでしょうか?セコンドの小島選手も思わず涙するくらいの試合でした。
これもプロレスのクオリティです。
まぁ、この話を思い返すと、2016年と入れ替わりで今年のG1では、小島選手のセコンドに天山選手が付き、第3世代が完全に表舞台から消えてしまうのではという思いにも駆られるワケですが、それは本記事とはまた別のお話ですね。
というわけで、 ここでタイトルに戻ります。
(もはや使い古されたパターンww)
新日本プロレスが好きであるならば、もっと良くなるための批評をする精神は失っちゃいけないなと、改めて思いましたね。
何故か日曜日の朝という謎のタイミングでねwww
おい!!
新日本プロレス、よく聞け!!
俺はそう簡単には騙されないぞ!!!
「とか言う奴が一番洗脳されている説」
スーパーササダンゴマシンさん、水曜日のダウンタウンでやってくださいw