G1 CLIMAX27大予想!・・は、しませんw

どうも、ハヤブサです。

 

大盛況で幕を下ろしたロス大会から、G1本戦までの束の間の休息ですね。

巡業の合間の時期なので、本当なら優勝予想などをしながら妄想タイムを楽しむべきなのでしょうけども。。

如何せん今年は内藤選手に優勝してもらわにゃ内藤ファンの溜飲は下がらないワケで、予想もへったくれもありませんww

 

そんなワタシがどこをどう予想したって「内藤優勝」の結論しか出てこないので、今回はそういうことはやめてみようかなと思っているのです。

 

しかし、今回どうにも気になっている点があります。

 

それは。

 

 

ファンが内藤優勝を願い過ぎている

 

 

これは怖いですね〜。

G1といえば日本プロレス界の一大イベントですから、ビッグサプライズが起きても何の不思議もありません。

実質的に東京ドーム大会のIWGPヘビー級タイトルマッチの挑戦者決定戦という位置付けになってはいますが、G1優勝というのは大きな勲章の一つです。

そんなスターダムへ一発でのし上がれる大会ですから、内藤以外の他の選手が評価爆上げされちゃうんじゃないかと、ヒヤヒヤしています。

 

内藤ファンかアンチ内藤かは別にして、今年内藤選手が優勝すると思っている人がどれほどいるかわかりませんが、かなりの割合を占めていることでしょう。

 

ということは、内藤選手以外の誰かが優勝するだけでビッグサプライズになってしまいますからね、ここ最近タイトル戦のマッチメイクが雑になりがちな新日本ですから、内藤選手からG1優勝というご褒美を雑に取り上げやしないかと心配な気持ちもあります。

 

 

うん、予想しないと宣言しているのでこのへんにしておきましょう。

 

 

さて、だいぶ間が空いていますが、今日は7月4日に開催されたライオンズゲートの感想などを綴ってみたいなと思います。

こんなにヤングライオン豊作なんですから、もっと盛り上がらなきゃ!!

 

 

今回の大会はメインでKAIENTAI DOJOの吉田綾斗選手が第3世代の永田選手にシングルで挑むというとても楽しみなカードがあったのですが、残念ながら吉田選手の怪我によりカード変更となってしまいました。

ホント残念。。。

 

天文学的確率で永田選手に勝ってG1出場権を強奪!って展開を期待してたんですけどねぇ〜w

 

そんな期待を寄せていた理由はコチラ。

ライガー選手の2番煎じでは盛り上がらんワケです。

 

そうは言っても流れてしまったものは仕方なし。

 

また次回に期待しましょう。

 

 

で、ワタシが今大会のベストバウトと思ったのが第4試合。

川人拓来 vs ディック東郷の一戦です。

 

川人選手は今のヤングライオンの中ではデビューが1年早く、最近では棚橋選手と組んで内藤&ヒロム組とのタッグマッチに出場したり、かなり成長している選手ですね。

そんなヤングライオンたちがベテラン選手の胸を借りて目一杯ぶつかっていくというのが見所なワケですが、光っていたのは完全にディック東郷選手でした。

 

ディック東郷選手といえば昔の海援隊ユニットのメンバーで、ちょうどワタシがプロレスを見始めた頃はTAKA選手とWWFに参戦してた時期だったでしょうか。

当時は映像で見る手段がなかったので、実際に試合を目にするのは初めてでした。

 

序盤のグラウンドの攻防から完全にディック東郷選手の独壇場という感じでしたね。

腕の取り方ひとつであんなに観客を魅了出来るというのはやはりベテランのなせる技なのか、やはり引き出しの数が圧倒的に違いました。

目立つ技というのは場外からリングに戻る時に繰り出したセントーンアトミコとフィニッシュのダイビングセントーンくらいだったでしょうか。

しかしわずか10分弱の試合中にどれだけ感嘆の声が漏れていたか、数え切れません。

 

プロレスには受けの美学があると言いますが、ディック東郷選手は受けも本当に美しかったです。本当に基本的なことですが、これによって川人選手の技も引き立つし、しっかりと見せ場を作らせた上で勝ち切るという、まさにプロレスの教科書のような試合で本当に感動しました。

 

先日のロス大会ではケニーvs石井戦のようなバチバチのファイトで観客を沸かせた新日本プロレスですが、こうした渋い闘いというのも次世代にしっかりと受け継がれて言って欲しいものですね。

 

 

この日はTAKA選手も試合が組まれていて、今年デビューした八木選手とシングル戦を行ったのですが、こちらも完全にTAKA選手の独壇場。

しかし、ディック東郷選手の試合と異なり、TAKA選手は八木選手に何もさせない!

 

この試合を見ている時、以前ありがとうTV!というYoutubeチャンネルで、TAKA選手がKAIENTAI DOJOの女性レスラーERINA選手とシングル戦をした時の話を思い出しました。

12分30秒あたりからです。

 

敢えて受けず、完封することでプロレスの厳しさを教える。

 

まさに八木選手との一戦もそんな雰囲気の試合でした。

この日のTAKA選手はいつものように鈴木軍のコスチュームではあるものの、前髪は逆立てておらず、中身はKAIENTAIのTAKA選手だったのかもしれません。

 

八木選手としては見せ場なく終わってしまったワケですから、凄く悔しい思いをしたと思いますが、こういった試合を経験することで、どうやって相手に技を受けさせるか、どうやって自分のペースに持ち込むか、ということをたくさん悩んで成長してほしいです。

 

というワケでG1開幕戦まで1週間を切りました。

 

が!

 

トランキーロ!!

あっせんなよ!!

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